新人の頃の辛い経験は大きなバネになる

学生の頃なりたい職業に向けてたくさん勉強してようやく自分のやりたかった会社に入社できたと言う人もいるだろう。
しかし、いざやってみて自分には合わなかったり、大失敗をしてしまったことでトラウマになってしまう人は少なくない。

上の立場の人間に怒られたことでくじけてしまう人や、途中で投げ出してしまう人も中にはいる。
しかしその挫折を味わうことで、今が1番マイナスの状態だからこれ以上のマイナスは無いんだと自分を奮い立たせるかで、今後成長するかは大きく変わるのである。

上の立場に立つ人間にとっては、仕事において注意するときに完璧な人にも注意することがあるのだ。
誰もが1度は仕事をしていて心が折れてしまったという経験してみないと何も学ばないからなのだ。

挫折や失敗をしたときに味わった辛い経験と言うものは、自分が成長するための糧になる。
同じことを繰り返さないためにはどのようなことをしたら良いか、また次に成功するためにはどんな行動をとれば良いかなど自分自身で学ぶことができる。

また、辛い経験を乗り越えた部下の様子を見て、上司や先輩は部下の成果や頑張りをきちんと評価するものだ。
上の立場の人からの注意で早々に心が折れてやめてしまうような人には、大切な仕事は任せられない。
そうした忍耐力を確かめるためにも、上の立場の人はわざと大変な経験をさせてくるケースもある、というのは覚えておくといいだろう。